風月ふうづき 奈巳なみは川釣りで有名なキャンプ場に現れたという魔物を退治に来ていた

魔物の数は一匹しかいないということだった

だが奈巳なみは無論油断していなかった

していなかったのだが・・・・・・・・・・・・・





奈巳なみは一目で相手が上級魔物であることがわかった

巨大なムカデのような姿をした魔物は川の岩場でとぐろを巻くようにしていた

真昼間だから寝ていないようだったし周囲に接近者がいてもすぐに反撃できるような気配があった

(やっぱり直接叩くしかないみたい)

奈巳なみは意を決すると隠れていた物陰から飛び出し魔物にむかって突進した

「てやああああああーーーーーーっ!」

奈巳なみ戦神せんしんアレクラスの力を解放してパンチを打とうとする

魔物は奈巳なみに気づき巨大で長い自分の体を持ち上げた

「ええいっ!」

奈巳なみは魔物にパンチを食らわせた・・・・つもりだった

しかし魔物は意外な速さで奈巳なみのパンチをよけていた

奈巳なみは続けて攻撃を加える

その二撃目で魔物の無数にある足のひとつが吹き飛んだ

魔物は耳障りな鳴き声をあげた

「まだまだ!」

奈巳なみはさらなる攻撃を加えていく

魔物はものすごい速さで奈巳なみから離れた

「逃がさないんだからっ!」

奈巳なみは魔物を逃がすまいとそれを追った

その奈巳なみの足に突然衝撃が襲った

「あっ!?」

地中からトゲのあるなにかが姿を現していた

魔物のしっぽであった

(毒・・・・!?)

〔女神〕である奈巳なみには毒による死亡はあり得ないが戦闘不能状態に陥るような麻痺毒などであれば危険だった

魔物の前で行動できなくなるのは絶対避けなければならない事態なのだ

奈巳なみは一時的に撤退しようと全速力で魔物から遠ざかろうとした

しかし・・・・・・・

奈巳なみは逃げようとしたそのときに頭の中で笛の音のようなものを聞いた

それを聞いた途端奈巳なみの全身から力が抜けた

(あ・・・・あれ・・・・・・?)

奈巳なみはクルリと魔物のほうへと体を反転させてフラフラと歩き出した

(体が・・・・体がいうことをきかない!)

意識ははっきりしているのだが奈巳なみは自分の体を自分の意志で動かせなかった

パニック状態になった奈巳なみの頭の中で再び笛の音のようなものが聞こえた

魔物の真正面までやってきた奈巳なみはノロノロと自分の着ている制服を脱ぎだした

(ええっ・・・・!?なんで!?なんで!?)

奈巳なみは自分の行動にさらにパニックになった

奈巳なみの頭の中でまた強く笛の音のようなものが響いた

上着を脱ぎスカートを脱ぎスパッツを脱ぎ下着を脱ぎ・・・・・・はては靴下まで奈巳なみは脱いでしまった

身につけているものは両手のハンドグローブだけでもはや全裸になった

(さっきの毒のせいで魔物のいうことを・・・・!?)

頭の中でそういう答えを導き出してももはや為す術はなかった

頭の中で響く音のいうなりになるまま奈巳なみは魔物にむかってゆっくりと回れ右をした

その奈巳なみの四肢を魔物の足がガッシリと掴んできた

(あ・・あ・・いや・・・・)

奈巳なみは心の中で怯えた声をだした

魔物は奈巳なみの体を宙に持ち上げた

魔物の胴体の一部分が開いて無数の触手状の生殖器が飛び出した

奈巳なみにはそれが見えないが聞こえてくる音で何がどこに近づいてきているのかはわかっていた

魔物が自分達人間の女・・・・それも〔女神〕を捕まえてすることは知っている

(や・・・・やだぁっやだやだ・・・・・・!)

触手のひとつが奈巳なみの秘部をまさぐりあてた

(い・・・・!?)

そして触手が奈巳なみを一息に貫いた

(痛あああああああああああああああああああいっっっっっっっっっ!)

初めての貫通による激痛に奈巳なみは心の中で絶叫した

二本目の触手が奈巳なみの後の穴を侵入してきた

(うしろも・・!?痛い!痛い!痛い!痛いよ!痛い!)

奈巳なみは心の中で泣き叫ぶが体を動かすことがまったくできなかった

奈巳なみの体に入っている二本の触手が奈巳なみの体内に精液を放った

(あ・・?これって・・!?ウソ・・・・イヤ・・・・イヤ!)

自分の体内に放たれている熱い液体の感覚に奈巳なみは絶望した

「イヤぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!」




奈巳なみは声を出し体の自由が戻った

だが四肢はガッチリと魔物の足に固定され自分の下半身の中に侵入しているものから逃れることは不可能だった

「イヤぁ・・・・やめてぇっ・・あたし・・あたしこんな・・こんな・・・・!」

魔物の触手は奈巳なみの体内に精液を放ち続けた

そして奈巳なみの中に射精し貫きながら奈巳なみの体を川のほうに向けた

「あ・・?」

それに気づいた奈巳なみは犯されながら周囲の自然状態を思い出す

空は晴天で開けた川辺しかも川の水はとても澄んでいる

そんな綺麗な自然の中で全裸ですべてをさらけだしている自分に気づき奈巳なみは羞恥心になお顔を赤くした

「恥ずかしいっ・・・・やぁっ・・はずか・・やめてぇっ・・川に・・川のほう見せないでぇっ!」

奈巳なみは自分でもわけがわからずそう口走った

だが魔物はその奈巳なみの願いを嘲笑うように奈巳なみの体を川の水面近くに動かした

「あ・・」

奈巳なみは川の水面に映った触手に貫かれ続けている自分の姿を見た

川の流れではっきりとしていないが奈巳なみは自分の今の状態を再確認させられさらなる羞恥と生理的嫌悪感に襲われた

「イヤぁっ!・・もうこんなの・・!やめて!やめてぇーーーーーーーーーーー!っ」

奈巳なみの叫びを聞いて魔物の触手の動きが強くなった・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・













奈巳なみは今や地面に組み伏せられてずっと犯され続けていた

「あ・・うぅっ・・は・・はぁ・・あっ」

奈巳なみは魔物にのしかかられるような今の状態に抵抗する気力は失せ力弱く苦悶の声を吐き続けるしかできなかった

奈巳なみの大きな乳房は魔物の触手に弄ばれていた

他の触手は絶え間なく奈巳なみの前後の穴を貫き続け奈巳なみの体の中に精液を注ぎこみ続けていた

奈巳なみはもう何度となく達していた

「あっ!やっ・・!あっ・・!あーーーーーーーーーーーーーっ!」

そしてまた奈巳なみは無理矢理達せられてビクンと大きく体を震わせた

ぐったりとした奈巳なみの体から触手が引き抜かれた

「も・・もぉ・・許し・・て・・・・もう・・・・・・」

奈巳なみは前後の穴から触手が抜かれるたびにそう言っていた

だがその哀願を魔物が聞き入れるわけがなかった

魔物の胴体の別の一部分が開いた

「・・あ・・・・!?」

奈巳なみはそこに現れたものを見て怯んだ

今まで奈巳なみを犯していた触手とは違う細い髪の毛のような触手が無数に魔物の胴体から現れたのだ

髪の毛のような触手は膨大にありすぎて赤黒い塊がうごめいているようにしか見えなかった

「イヤ・・イヤ・・・・っ・・・・そんな・・そんないっぱい・・入らない・・おねが・・・・お願い・・・・やめ・・やめて・・・・・」

奈巳なみは首をかぼそく横に振って哀願した

髪の毛のような触手群は奈巳なみの股間に一斉に襲いかかった

その数は多すぎるのだが束なっているため太い触手が数本襲いかかっているように見えた

触手群は奈巳なみの前後の穴をさらに押し広げて奈巳なみの体内になだれ込んだ

「やぁっ・・!あっ!?はっ!はあああああああああああああああああーーーーーーーーーーーーーっっっっっっっっっっっ!」

髪の毛のような触手は一本一本が柔らかく滑らかな表皮をしているため奈巳なみの体内をかきまぜるたび奈巳なみに耐えがたい感覚を否応なしに与えてきた

「ダメ・・!ダメェっ・・!あたし・・あたし・・・・っ!むがっ!?」

別の触手が奈巳なみの口を塞いできた

そして大量の精液を奈巳なみの口腔に放ってきた

同じく奈巳なみの下半身を支配している触手群も一斉に精液をほとばしらせた

「ンっんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっっっっっっっっっっっ!?」




奈巳なみは今までとは違う精液の噴出してくる強さにたちまち達してしまった

奈巳なみの体内からは許容範囲を超えた精液がゴポゴポとあふれ出してきた

「んぐっ!むぅっ!んンン・・っ!」

奈巳なみは口に注ぎ込まれてくる精液を飲み干すのだが次々に精液が奈巳なみの口を満たしてきた

奈巳なみは絶望的に身悶えしながら周囲が夕日に包まれていることに気づいた

(夜・・になる・・・・)

奈巳なみはうっすらとそう考えた

だが魔物の責めは夜も続くだろう・・・・・・・・・・・・・

奈巳なみは今ほど黄昏が無意味に思えたことはなかった

触手が再び奈巳なみを貫きはじめた

「んっ!んっんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっっっっっっっっっっっっ!」




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